スポンサーサイト
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
「45分」のアピール方法
ここの「売り」は低価格と商品提供のスピードですが、その“スピード”が2つの全く違う方法でアピールされていました。
先ず、最初は、
45分スピード仕上げ
お店の外の通路側壁面に貼られた広告。事実をそのまま伝えましたという感じです。
そして、2番目は
しかも45分でお渡し致します
お店の入り口近くの立看板。こうすると何故か、スピード感を強く感じることができます。「お渡し致します」と強く言い切っているせいでしょうか。
同じ「売り」でも、アピールの仕方によってその訴求力は大きく違うんだなあ-ということを強く実感することができました。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
広告の意図が分らない
小さな液晶画面の中で起こっていることだけが“世界”で、まわりの生身の人間には一切無関心。そんな、今でも、町や地下鉄の中で時々見かけるような若者の姿が、こんな風に町全体に広がっていったら・・・
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
バンドワゴン効果
同じような商品の中から、どれを選ぼうかと迷っている時、もし、ある商品のパッケージやPOPだけに
って書いてあったら、その商品が選ばれる可能性は格段に高くなります。
これが、バンドワゴン効果。ある商品やサービスが売れている、行列ができているという情報が流れることで、その人気にますます拍車がかかる現象のことをいいます。
「バンドワゴン」とはパレードの先頭の楽隊車のことで、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗る、勝ち馬に乗る、といった意味があるそうです。
では「売れ行き業界№1」でない場合はどうするか? 以前、このブログにも書きましたが、お店でどうしても売りたい商品に、たとえば
実は、お店のスタッフも使ってます!
今、当店で売上№1の商品がこれ!
なんてPOPに書くと、それだけで売れるということがあるそうです。まっ、言ってみれば“店内バンドワゴン効果”。
お金も手間もさほどかけずに売り上げを伸ばす便利な方法です。
これがバンドワゴン
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
シャルパンティエ効果
たとえば、ネクタイが1本1,000円だとして
「3本お買い上げいただくと、さらに1本、お好きなネクタイを無料で差し上げます。」
「3本お買い上げいただくと、さらにお得な25%のディスカウントがございます。」
上も下もネクタイは同じ1本750円ですが、上の方が何となくインパクトあるように感じられます。
このように、同じ価格、重さ、数量のものでも、表現の仕方によって受けるイメージが異なる現象を発見した人の名前にちなんで「シャルパンティエ効果」というそうです。
よくありますね、「東京ドーム10個分」なんて言い方。あれもそう。東京ドーム10個分が何㎡なのかわからなくても、何となくイメージは伝わります。
東京ドーム1個分の広さのTOKYO DOME
・・・って、なんのインパクトもない!
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
カクテルパーティー効果
でも、帰ってきてサイトで調べたら、幸い同じヘッド・コピーが出ていました。
歯があるのが当たり前の社会を作りたい。
九州口腔健康科学センターというところのコピーです。
最近読んだ、広告と心理学との関係について触れたある記事に「カクテルパーティー効果」ということが書かれていました。
パーティーというのは、おおむね参加者が好き勝手に話をしていますから、会場は結構、ザワザワと騒がしいものです。でも、そんな中でも自分の名前が呼ばれたら、本人は意外とその言葉にすぐさま反応するものだそうです。つまり、日頃、自分が関心を抱いているもの、気にしていることには、そうでない時と比べ、格段と反応が良くなるという現象のことです。
「歯は臓器。」というコピーに反応したのは、私自身、最近、歯の治療を受けていることがあったからです。
チラシなどの売り文句も、ただ単に「男性のみなさんへ」ではなく「40代以上の、髪のことが気になりだしたアナタへ」とした方が、当然、「あっ!オレのことか?」となります。
色々な使い方ができそうです。
そういや、パーティーには出たことあっても
カクテルパーティーって・・・ないなぁ。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
広告はワキ役
これだけだと、当たり前の話じゃないかと思います。しかしこれには後段があります。それは
というものです。
広告を見て「この広告、面白いねぇ」じゃダメ、「これ、欲しいなぁ」って思わせなきゃダメだってことですね。
ずっと「これ、欲しいなぁ」って思わせ続けて来た広告人の言葉だけに説得力あります。
そんな彼が書いた有名なセールスコピーのひとつがコレ。
時速90キロ以上で走るこの新しいロールスロイスの車内で、
一番気になったのは、中に置いた時計の針の音でした。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
価格表の賢い見せ方-その3
6.無料トライアルの使い方
多くのウェブサイトが“無料トライアル”を提供しています。ユーザーは実際の購入の前に、一度、お試しプランで宣伝文句にウソがないかどうかの確認をしたいと思っています。でも、これを無視することはできないとしても、あまり目立たずにやること。そして、必ず期限を付けること。
黄色く囲んだところがフリープラン。目立たず、ひっそりと。
ン―――、目立たずやるべきか、ハデにやるべきか、議論の分かれるところではありますなぁ・・・。
7.無制限1本勝負
月額14.95ドルコースでは、フォーラムの数は10個、レポートは20個。対する月額29.95ドルコースでは
フォーラム、レポートともに“無制限”(!)。価格そのものにそれほど大きな差がなければ、このやり方は説得力があります。
でも、“無制限”は簡単ではない・・・でっせ。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
価格表の賢い見せ方-その2
3.価格は高いものから安いもの順で
価格を低いものからスタートして高いものの順で表示すると、見る人は高いものを無視してしまいます。
見るのは安いものばかりです。
左から右へ、高いものからスタートして安いものへ。こうすれば、偏見なしですべての価格帯を見てもらうことができます。
4.真ン中の価格帯にスポットライトを当てる
ほとんどのお客様は最も高いものを避ける同時に、最も安いものも避ける傾向にあります。だからネライ目は丁度その真ん中です。ここにスポットライトを当てます。
5.取消し線のうまい使い方
写真では分りにくいのですが、たとえば2万円コースには電話サポートがついていたとします。1万円コースにはなしです。その時に、ないサービスは最初から書かないという方法と、あえて“電話サポート”と書いてこれを取消し線で消す方法とどちらが有効でしょうか?
2万円コースでは受けられるサービスが、1万円コースでは受けられないということがより強調されます。
ということで、残り2回はまた明日。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
価格表の賢い見せ方
1.ソフト・タッチ作戦
価格表戦略の1番目はソフト・タッチ作戦。見込み客は価格を知りたくてサイトを訪れるわけですが、くれぐれも“金額”だけを強調しないこと。それよりも、お金を払うことによって何が得られるか、提供する商品やサービスの特徴は何かを強調すること。
そして、端数は書かないこと。(高額であることが強調されるっていうんですが、ン―――、これは意見の分かれるところかなぁ?)
写真でも、上の方はパッと目につくのは端数のついた価格のみ。対する下の価格表示は価格の下に「制限なし」、「24時間サポート」といった見込み客が得られるであろう“利益”が強調されています。
2.“おとり”作戦
仮に、1月1万円のコースを売りたい時に1万円コースしか書いていないとすれば「エッー!1月1万かぁ!」ってなりますけど、横に「1月2万円コース」って書いてあれば、「ン―――、2万は無理でも、1万なら何とかなりそうかなぁ・・・」って思ってもらえる可能性はぐっと大きくなりそうです。
お次は、また明日。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
「何でもアリ」は「何にもない」
全体の印象は「何でもアリ」です。情報量が多いのは結構なんですが、何だかスッと頭に入って来ません。
先ず、チラシの一番上部に“腸内●●ダイエット!!”とヨコ書きで大きなヘッドラインが書いてあります。
次に、“吸収した老廃物+脂肪を対外に排出、話題の●●●●●●茶を販売開始”のセールスコピーが赤い文字で、今度はタテ書きで書いてあります。
さらにチラシの真ん中当りには“●●●をどっさり大量放出! ●●で凸腹も凹腹に!くびれ復活!”の大きな文字が、また元に戻ってヨコ書きで書いてあります
それぞれ字体も違えば大きさも様々。文字の色も赤、緑、黄色、黒、茶色と賑やかです。1枚のチラシの中にタテ書きとヨコ書きが多数、混在しているのも、このチラシの印象を何だかゴチャゴチャしたものにしているひとつの要因ようです。
自分の商品に込めた“思い”が熱ければ熱いほど、あれもこれもと1枚のチラシに詰め込み過ぎてしまい、結局、何を一番伝えたかったのかがわからない・・・というチラシ
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
「右にならえ」の理由を探る
どのチラシも、表に目玉商品の比較的大きな写真があります。商品数は2種類から4種類程度。
それとキャンペーンのお知らせがあります。クーポン券を印刷したもの、野球観戦チケットが当たるもの、プラスアルファの商品がつくもの、キャンペーンをやっていないのは1社だけでした。
あと特徴的なのは商品写真がやたら多いこと。試しに、一番多そうなのをひとつ選んで数えてみたら・・・
他の店舗のものも大差ありません。それだけ、圧倒的に商品写真が多い。ピザの写真ですから、チラシ全体が大体、黄色と赤と茶色で、ゴチャゴチャっと塗り分けられたような印象さえ受けます。
よほどのピザ好きでないと、どのチラシがどの店のものかは区別がつかないはずです。
何で、「よそがそうなら、うちは全く違うイメージと戦略で」ってならないのか不思議です。業界の知られざるオキテでもあるのかと勘ぐりたくなります。(・・・マサカ!)
その商売にドップリつかっていると、案外、
右にならえ-が当たり前になってくるのかも知れません。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
ヨソ見させてはいけない
先ずは、下のビデオをご覧ください。ナレーションは次の通りです。
“これは「選択的注意力」のためのテストです。”
“白いシャツを着た人が何回、バスケットボールをパスするか数えてください”
正解は15回。そして、最後にこんなナレーションが入ります。
人はひとつのことに注目すると、他のことには、えてして目がいかなくなるーというのは、日々の生活の中でもよくあることです。
「警察官は犯罪現場に残されたスニーカーの詳細はよく記憶していても、現場検証時に目の前で起きた交通事故のことは余り、覚えていない」
ことがあるそうで、マーケティングではTVのイメージ広告があげられます。
「おもしろい映像や短い印象的なナレーションは確かに見る人の目や耳を楽しませてくれるが、肝心の商品のことは余り記憶に残らない」
ことも我々は経験的に知っています。
●メッセージはシンプルでダイレクトであること。
●商品そのものに焦点を当てること。
“ゴリラ”にしてしまうかも知れません。
ちなみに、私はゴリラには気付きました。パスの回数は途中で分らなくなりましたが・・・
※ダイレクト・クリエイティブ・ブログ 2010年6月22日の記事より
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
消費税が10%に上がったら・・・
典型的なのは、ゆとりのある広い室内、窓からの美しい眺望、そんな写真とともに、こんな、セールス・コピーが・・・
まっ、確かに、上質のアーバンライフも魅力的ではありますが。
一方で、こんなアプローチの仕方もあります。
①今後どうなる!?新築マンションの消費税?
②今後どうなる!?住宅ローンの金利?
③今後どうなる!?住宅ローン控除?
チラシの前面にドドーンとこんな質問がのっています。
(ちなみに、回答は一番下に。)
その横には、
「みんなの購入ポイントは?」。1位は、2位の価格・コスト(58%)を大きく引き離して、立地・利便性。93%の人が選んでいます。
さらに、
マンションを賃貸物件とした場合の想定家賃、年間想定収入も。
そして、セールスコピーは
まっ、一生に一度の買い物です。チラシ1枚で選ぶわけではない-とはいうものの・・・
※回答は
①販売価格3千万円(内消費税額100万円)の物件の場合
消費税が10%になったら100万円、15%だと200万円税額がアップします。
②借入総額3千万円、返済期間35年の場合
金利が1%上がると、支払利息は600万円以上の負担増となります。
③最大500万円の控除が可能。しかし、来年以降は縮小され、2013年には200万円まで減額されます。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
「ありえない!」は、ありえる
「スゲーッ!」
「・・・エッ?」
「・・・」
反応は様々ですが、なかにはこんなスゴイのもあります。
で、今日は、商品写真と実際の商品との落差について。(ちょっと、強引ですが・・・)
左がメニューにのった商品写真。右が、実際に注文して出てきた“現物”。いずれも、有名なファーストフード店のものです。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
裸の王様・・・かも
先ずはコレ。
一度、止まったら、もう二度と動けない!
この地域での遊泳禁止
ここで泳ぐ? ・・・ハァ?
最後はコレ。
注意!
この看板は縁の部分が切れやすくなっています。
看板の先端には決してさわらないで下さい!
・・・何のための看板じゃい!
考えて、考えて、考えて
でも、見ているこちらにはサッパリ、なんてこと
・・・ありませんか?
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
閉めたり、開けたり、休んでるヒマがない?
この中には、年がら年中、「閉店セール」やってる(?)お店や閉店→開店→閉店のローテーションを規則正しく(?)繰り返しやっているところ、本当に、つぶれたところと色々あります。
で、このチラシ。
店内改装のため、「閉店」(?) それ「お休み」っていうんじゃないかなぁ~と思いつつ・・・
チラシを裏返すと、3日後には“パワーアップOPEN”の文字。まっ、ある意味、わかりやすいやり方ではあります。
ところで、先日、トップ・コピーライターのひとりであるジョン・パワーズが書いたセールス・レターをこのブログで紹介しました。依頼主はピッツバーグのあるデパートです。
レターの内容はこの通り。
「私達は破産しました。借入金は、私達が支払える金額を12万5千ドルも超過しています。こんなことを知ったら、債権者達は大挙して私達のところに押しかけてくるはずです。でも、もし、あなたが明日、ここに来て、私達の商品を買ってくれたら、私達はその借金を払うことができます。それが、ダメだったら、私達は刑務所行きです」
「さすが、アメリカ。何とまぁ、ストレートな・・・」と思っていたら、日本でも、同じようなチラシを見かけました。大きなチラシの上部に「倒産」の大きな文字がドカッとあって、その横に
値段は確かに破格値です。デジカメ4,800円が190円(!)、ラジオ付きCDプレーヤー3,900円が190円(!)。
ピッツバーグのデパートはセールスレターのおかげで、無事、復活を果たしたそうですが、「降伏」してしまったこの会社は、はたして・・・
悲劇があり、戦略があり、策略もあり
・・・ということでしょうか。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
もしも「私」が「あなた」だったら・・・
たくさんのコースとそれぞれの料金が書かれたマッサージサロンのカタログを見せられたら・・・
残念ながら、その多くは、ゴミ箱に直行します。
ひとり暮らしの若者向けに作られた、必須アイテムのチェックリストだったら・・・
自分の症状に最適のコースがわかるフローチャートだったら・・・・
共通点は「私の主張」よりも「あなたの便利」「あなたの意見」。
同じ商品、同じサービスでも見せ方次第、言葉次第で結果は大きく違ってきます。
あなたはどっち?
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
モナリザにはまゆ毛がありません。・・・なぜ?
「理由」とは、消費者がなぜ、多くの同業者の中から、あなたを選ばなければならなかったのか-という「理由」です。
記事は、こんな書き出しではじまります。
「数年前、“なぜ、どうしてって聞くの?”というキャッチコピーを使ったビールのCMが流行ったのを覚えていますか?」
「モナリザにはまゆ毛がありません。なぜ?
ミロのビーナスには腕がありません。なぜ?
ニワトリには唇がありません。なぜ?
・・・なぜ、どうしてって聞くの? 先ずは、バドワイザーを試してください!」
モナリザにまゆ毛がなくても、誰も「なぜ?」なんて気にしません。バドワイザーも「なぜ?」なんて気にせず、先ずは、飲んでみてください-ということでしょうか。
そして、彼は、そのことを証明するために、ふたつの実例を紹介しています。
最初は、トップ・コピーライターのひとりであるジョン・パワーズがピッツバーグのデパートのために書いたあるセールス・レターです。
「私達は破産しました。借入金は、私達が支払える金額を12万5千ドルも超過しています。こんなことを知ったら、債権者達は大挙して私達のところに押しかけてくるはずです。でも、もし、あなたが明日、ここに来て、私達の商品を買ってくれたら、私達はその借金を払うことができます。それが、ダメだったら、私達は刑務所行きです」
この広告で、デパートは見事、復活します。
もうひとつは、同じジョン・パワーズが書いたセールス・コピーです。
「私達は、大量のレインコートの不良在庫をかかえています。できたら、これを廃棄したいと考えています」
翌朝、この業者が抱える在庫はすべて売り切れたそうです。
上のふたつの例はとても極端な例です。でも、「なぜ?」を考えるときの大きなヒントにはなりそうです。
あなたからその商品を買わなければならないのか?
一度、じっくりその“理由”を
考えてみてはいかがでしょうか。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
数字はウソをつかない
こんなことって、普通ありえません。普通は、
なんて書いてあるから、納得します。売り上げた商品の1個1個の積み重ねでその数字が出て来ているんだなぁってリアリティを感じることができます。
じゃあ、広告の世界はどうでしょう?
残念ながら、あまりリアリティのない数字が並んでいるような気がします。いわく、
約80%の方にリピーターになっていただいています!
出荷本数10万本突破!
切りのいい数字で読みやすいのはいいんですが、どうせなら
78.42%の方にリピーターになっていただいています!
出荷本数101,257本を記録!
とした方がインパクトあると思います。
・・・で、プロクター&ギャンブル社のアイボリーソープ(石鹸)の広告です。発表は何と1882年(!)。同社を全国ブランドの企業に押し上げた広告です。キャッチコピーは
「41の偉大な広告」という本では、「・・・100%でも、99%でもない、純度99.44%という、より具体的な数字に注目してください」と書かれています。
上の写真はTVコマーシャルから。正確な年代はわかりませんが、1980年代か90年代のものです。いずれにしても、100年間(!)は99.44%を“売り”にしていたということです。
日本では、コレ。つい最近のものです。
10,000名様ではなく11,100名様
111周年も、11,100名様も、そうおいそれとはマネできるものではありません。
でも、こんなのだったら・・・
先着10名様限定、ディナー半額サービス!
と、するところ、
そこで、先着23名様に限り、ディナー23%オフで提供します!
ディナーお1人様3,000円だとしたら・・・
先着10名、半額サービスで、3,000円×50%×10名=15,000円の値引き。
先着23名、23%オフでは、3,000円×23%×23名=15,870円の値引き。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
隠し事はあばきたくなる
部屋の窓から見える美しい眺望や豪華なリビング、幸せそうな家族の笑顔。キレイな写真や見取り図が、見る人の“夢”をふくらませてくれます。
でも、目にするチラシはどれもこれも同じものに見えてしまいます。
もちろん、実際、マンションを買おうという人はロケーションや価格帯、住環境などで、取捨選択をしますから、それほど目移りすることはないのかもしれませんが、それでも、もっと「オッ!」と思わせるものがあってもいいのに・・・と思っていました。
そこで、下のチラシです。
一見すると、どこにでもあるようなマンションの広告ですが、ちょっとした工夫があります。
そして、表紙には・・・
と書かれています。最後のフレーズがポイントです。
普通に「90%のお客様が周辺環境と立地で決められています」と書いてあっても、あまり見ている人の注意は引きません。
でも、「その理由が」隠されていると、ついつい覗きたくなるのが人情です。
ゴミ箱に捨てられるかどうか、
違いはチョットした工夫にあるのかも知れません。
さて、次はその「理由」のお話。
何事につけ、「理由付け」は人の行動に、大変、大きな影響を与えます。
ハーバード大学の社会心理学者エレン・ランガーさんが行ったおもしろい実験があります。
コピー機の前で順番を待っている人達に割り込んで、先にコピーを取らせてもらうという実験です。
先ず、最初に、割り込みさせて欲しい「理由」を述べた場合です。
「すいません、チョット急いでいるので、5枚ほどコピーを取らせてもらえませんか?」
-成功率は94%でした。
次に
「すいません、5枚ほどコピーを取らせてもらえませんか?」
-「理由」はなしです。その結果、成功率は60%にダウンです。
「すいません、5枚ほどコピーを取らなきゃいけないので、チョット、コピー機を使わせてください」
-「~なので」とはいっていますが「理由」はなしです。成功率は・・・93%でした!
違いは、単に「~なので」という言葉があるかないかだけです。「理由」は関係ありません。
この心理学上の“トリック”をあなたのビジネスに生かす方法はありませんか?
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
◆税理士なら福岡市早良区のさかもと税理士事務所!
~ご質問・ご相談はいつでもお気軽に~
税務・会計のことならおまかせ下さい!初回無料相談実施中!先ずは、お問合せ下さい!
さかもと税理士事務所 対応エリア一覧
※上記以外の地域でも対応いたします。お気軽にご連絡ください。