あるコミック作家の試み
コミック作家の
スティーブ・リーバーはある掲示板サイトで
“アンダーグラウンド”という自らの作品が、全ページにわたって、勝手にアップされていることに気づきます。
普通であれば、何事かと怒り、失われた損失を計算した上で、何らかの行動を起こすところですが、彼がやったことは、その掲示板サイトに行き、コメントを投稿した人たちと熱い議論をすることでした。そのおかげで、彼は作品の売上は急上昇することとなります。
投稿サイトには「もし、何か僕の作品について聞きたいことがあったらここかツイッターで聞いて下さい」なんていう作者自身のコメントもあります。
また、彼のブログに行くと、作品を無料でダウンロードできるリンクが貼ってあるかわりに、「もし、お支払いいただけるなら、その時は5ドルお支払願いします。」とも書いてあって、支払ボタンもしっかり用意されています。
もともと、儲けようという気が余りないのか(とはいうものの、別の日のブログには売上急上昇を示すグラフが貼ってあったりもしますが・・・)、いわゆる「フリー」のビジネスモデルのひとつなのか?
何れにしろ、こういうやり方は今後とも増えていくことは確実の様です。
元記事は
「Comic Book 'Pirated' On 4Chan, Author Joins Discussion... Watches Sales Soar」
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