「ヘェーッ」と「!」の違い

税理士のさかもと

2010年08月18日 18:20

ジェット・ブルー航空の客室乗務員スティーブン・スレーター氏はある乗客のあまりの態度についにプッツンし、飛行機がニューヨークのケネディ空港に着いた途端、マイクを使ってこう叫びます。「オレはこの仕事を28年間やってきた!もう、ウンザリだ!」そして、キッチンのビールを手に取ると、緊急脱出用シューターを使って機外に脱出し、そのまま自宅に帰ってしまいます。結局、彼は自宅に帰ったところを警察に逮捕されてしまいますが、同時に会社もやめ、ニュースに取り上げられた彼は一躍“時の人”となってしまいます。


これが切れちゃったスレーターさん。

・・・と、ここまでは、よくある“海外オモシロ・ニュース”ですが、違うのはここから先。大方の人がただTVの前で「ギャハハハハ」と笑っていたころ、この“ネタ”をTシャツにして売り出した人がいます。

日本語だと、さしずめ
“スティーブン・スレーターは自由だ!”
なんて感じでしょうか。

事件が起きたのは今月9日ですから、売上のほどは定かではありませんが、何事かが起きた時に「ヘェーッ」と思ってただながめているか、「!」とひらめくか、どこにでもビジネスのネタは落ちているのだというひとつの“教訓”にはなりそうです。

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