世の中を疾風の如く駆け抜けるもの

税理士のさかもと

2010年05月31日 18:35

今、坂本龍馬が大変なブームです。この龍馬人気にあやかって、実に様々なグッズを目にするようになりました。ちょっと調べただけでも・・・

Tシャツ、タオル、ポストカード、フィギュア、お箸、携帯ストラップ、キーホルダー、風呂敷、カレンダー、そして、あぶら取り紙(?)

我が家にも、こんなものがあります。




龍馬と豆腐の関係って・・・一体、何や?

まっ、33歳の若さで亡くなった龍馬同様、これらグッズも平成の世を疾風の如く駆け抜け、その役目を終えたところであっさりと天に召されるのでしょうが。(そんな大袈裟なもんじゃないって?)


で、今日、ご紹介するのはコレ。

ペットロック。

1975年、カリフォルニアに住むゲーリー・ダールはあるバーで、友人数人がペットについて様々な不満を言っているのを耳にし、あるアイディアを思いつきます。それは散歩も、水浴びも、毛づくろいもいらないペット、おまけに死ぬこともない、病気にもならない、飼い主に反抗することさえない、まさに究極のペットでした。そう、石のペット、ペットロックです。

彼はバーから帰ると、早速そのアイディアの商品化に取りかかります。ペットロック用のマニュアルを書き、特製のダンボールの箱を作り、中にはワラを敷き、“ペット”として建築資材用の灰色の石を購入します。




この新型ペットは、大変なブームを引き起こし、発案者のゲーリー・ダールを百万長者にした後、6ヶ月であっけなく終焉します。

龍馬グッズも、ペットロックも、機を見るに敏-という点では同じですが、かたや、ブーム便乗型の典型、かたや、アイディア一発勝負型の典型。



ブームに乗るか
アイディアをひねり出すか
今夜あたり、ちょっと、行きつけのバーに行って
みんなのグチを聞いてきますか・・・

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