C3
http://yoka-yoka.jp
http://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp
税理士が見つけた、人のマネして「儲かる」 マーケティングのコツ
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp
福岡市早良区の税理士が、「売れる」ヒントを求めて、税理士事務所の外に飛び出します!
ja
Thu, 02 Dec 2010 18:35:48 +0900
Mon, 27 Sep 2010 10:10:13 +0900
http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss
CLOG
https://img01.yoka-yoka.jp/usr/sakamotozeirishi/profile.jpg
税理士のさかもと
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp
福岡市在住。
「北村弁護士に似てますよネェ」ってよく言われます。
行列ができる税理士事務所になったら、タレント業で食って行くことも視野に入れつつ、日々、マーケティングについて考えています。
「ホゥ、こんな方法が・・・」「アッ!ナルホド!」などなど、ひとり勝手に感心したり、納得したり。
そんな、勝手な感心や納得を読んでいただければ幸いです。
-
本末転倒
お客様にお仕えすること、
それが私たちの一番大切な仕事です
と書かれたポスターをみんなで壁にかけながら、
「もうちょっと、右をあげて・・・あっ、それじゃ、行き過ぎ。少し戻して・・・」
なんてやってます。
その間、カウンタ―には「closed」の札が。お客様はイライラしながら待たされたままです。
ン――――、なんか、どっかで経験したことがあるような・・・。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e588770.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e588770.html
見込み客・既存客・固定客
Thu, 02 Dec 2010 18:35:48 +0900
-
ラポートから始める
ラポートとはフランス語で感情的な親密さ、お互いが信頼し合い、また好みや感じ方などが一致している関係のことをいいます。
たとえば、お客様が大きめのバッグを肩にお店に入って来た時に
先ずは、“売らんかな”で「何かお探しですか?」と直球勝負するか、「お客様、よろしかったらお荷物、こちらへどうぞ」とバッグを置く場所を提供してあげられるか。
最初にお客様との“ラポート”を築き、次に、相手が“買い”につながる何か意思表示をした時にはじめてセールスを開始する。
分っちゃいるけど、つい、つい・・・ですね。
こんな人がお店に入ってきたら・・・
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e582491.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e582491.html
見込み客・既存客・固定客
Sun, 21 Nov 2010 17:51:14 +0900
-
手書きの会報
いつも私のブログにあたたか~いコメントを寄せて下さる「たいき海産物店」の看板女将・弥永恭子様(ハンドルネーム きちママ様)から、これまた、あたたか~い会報をいただきました。
会報のタイトルは“ひなたぼっこ”(あたたか~い!)。B4の2つ折りで、裏表完全手書きです。内容はお子さんのこと、ご主人のことがメインで、お誕生日を迎えたお客様のお名前も1面全部を使ってズラリと載っています。
これが“ひなたぼっこ”。
ちなみに、「今回から会報を4面にしたら、並び方を間違えて読みづらくなってしまいました。すいません。」と書いてありました。ン―――、確かに(笑)
他にも「たいきクラブ入会申込書」や「商品カタログ(お歳暮セット)」も入っていました。
会報を含め、送っていただいたもののほとんどが「手書き」です。今はパソコンで手軽にプロ顔負けの媒体を作ることが可能ですが、そんな時代に、あえて逆行く-といった感の「きちママ」スタイルは、とても多くのことを教えてくれているような気がします。
≪お客様の声≫
「とてもおいしかったですよ。また、お願いしようと思っています。」
~福岡市の税理士Sさん
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e574007.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e574007.html
見込み客・既存客・固定客
Sun, 07 Nov 2010 14:13:21 +0900
-
お金は後からついてくる
同業のある税理士さんからメルマガが配信されます。今日は、そのメルマガの中から「サービスの本質」というお話を紹介します。
その税理士さん、全国的にも大変有名な先生(しかも若い!)で、メルマガのお礼として、日本全国から色々な物が届くそうです。
で、そのお礼を送って下さる方に共通していることは
1.顧問先ではない
2.最初に頂いた時点では、メールのやり取りすらしたことがない
3.メルマガ読者であること
の3つだそうです。
そして、これはその税理士さんが
1.有料レベルの情報を無料で配信する
2.日本全国の中小企業のお役に立つ
3.お金は後から付いてくればOK
と考えているから、ということをおっしゃっています。
そして、最後は
「ビジネスの前に、信頼関係を築く、ファンを作るということが大切なのです」
と締めくくっています。 ナルホド!
この社長も同じこと言ってます。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e571352.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e571352.html
見込み客・既存客・固定客
Tue, 02 Nov 2010 19:16:38 +0900
-
顧客ニーズはむずかしい
「消費者が求めているのは4分の1インチのドリルではない。彼らが求めているのは4分の1インチの穴である」
言ったのはアメリカの経済学者セオドア・レビット。今ではすっかりおなじみとなった“グローバリゼーション”という言葉を初めて論文の中で使用し、有名にしたのも彼だといわれています。
で、この言葉のいわんとするところは
見込み客が求めているのは製品そのものではなく解決策であるということ。あなたは隠された見込み客のニーズを探るため彼らの話をじっくり聞き、その解決策としてあなたの製品を売らなければならない。大事なのはあなたが何を売っているかではなく、あなたの売っているものがどうお客様の問題解決に役立っているかである。
ということなんですね。
顧客ニーズという言葉は今ではすっかりおなじみになりましたが、本当の意味での顧客ニーズを探り出すのは本当にむずかしい。
まだ、“屋根なし”の引っ越しトラックが当たり前だった時代に、屋根つきなら「雨にぬれなくていいんじゃないか」と引っ越しビジネスに参入したのが「アート引っ越しセンター」
でも、成功の本当の理由は「いや、あれはご近所に荷物が見えないからいいのよ」という主婦の“顧客ニーズ”に合致したものだったという話が「小さな会社★儲けのルール」(竹田陽一著)に出てきます。
ナルホド!顧客ニーズはむずかしい!
昔はこんなトラックだったそうです。
・・・って、本当はよ~く知ってますけど。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e566851.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e566851.html
見込み客・既存客・固定客
Mon, 25 Oct 2010 19:11:37 +0900
-
お客様を“教育”する
アメリカで120万部以上のベストセラーとなった不動産投資本「頭金なしで不動産を買う方法(Noting Down)」の著者としてつとに有名なのがロバート・G・アレン氏。
今日は、そんな彼の名言をひとつ紹介します。
「あなたの商品が何であれ、あなたは結局のところ、“教育ビジネス”に関わっているのだ。あなたとビジネスをすることがそのお客様自身の得になるということ、あなたの商品について学ぶことでもっとその商品を効果的に使うことができるようになるということ、あなたの商品でお客様の人生がもっと豊かになるということを、常にお客様に教えていかなければならないからだ。」
-ロバート・G・アレン
“教育”などと言うと、ちょっとおこがましい感じがしてしまいますが、彼の言わんとするところは、結局、お客様はあなたの商品については“シロウト”なのだから、先ずは、あなたの商品の素晴らしさに気付かせ、それをお客様の脳裏にしっかりと焼きつけるよう努力を継続しなさい―ということだろうと思います。
そのためには、無料小冊子で見込み客を引き寄せ、一度買ってもらったお客様にはお礼状やニュースレター、DMなどを使って”浮気“防止にあい努め、「生涯顧客価値」を高めて行くことが必要なんですね。
こんな人です。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e563172.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e563172.html
見込み客・既存客・固定客
Tue, 19 Oct 2010 18:16:13 +0900
-
新聞の購読率について考えた
ここ数年、新聞の購読率が低下傾向にあるということは、色々なところで見聞きしていました。
でも、これほどとは!
つい先日、そんなことを強く実感しました。あるセミナーに出た時のことです。出席者は15名程度。年齢はみなさん30代以上とおぼしき方々です。講師の方が聞きました。
この中で、新聞の定期購読をしておられる方、手を挙げていただけますか?
手を挙げたのは、約半分でした。セミナー出席者はほぼ全員、ネクタイをしたビジネスマンです。
ホンマかいな?
講師の方が言われるには、新聞の購読率と年齢は比例するということ。つまり、50代だと50%。60代だと60%。ということは30代では30%!
いやぁ、そりゃ、ネットでもニュースは見られはしますけど・・・。
ちなみに、こんな調査結果が出ていました。これを見ると、朝夕刊セットの場合で購読率は30代23%、40代35%、50代46%、60代以上56%。
朝刊のみだと、若い層でも40%程度は行くんですが、セットだと、講師の方の話以下!
新聞の折り込みチラシの効果って一体、何なんだ!?
って話ですよね。
“オジサン的”には、驚きの調査結果!
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e559702.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e559702.html
見込み客・既存客・固定客
Wed, 13 Oct 2010 18:24:55 +0900
-
セールスの極意を学ぶ
今日は、つい最近読んだ、こんなセールスに関する本の一節から。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日も、多くの営業マンが歩き回り、疲れ果て、肩を落とし、挙句の果ては値切られて帰っていく。なぜなのか?
それは彼ら営業マンが、いつも自分のことしか考えていないからだ。彼らは私達に買いたいものなど何もないことにさえ気づいていない。
私達は、私達が何かを買いたいと思った時に、自ら出かけて行って買うまでだ。私達の関心は自分達の問題をどう解決するのかということにしかないのだから。
もし、営業マンが提供するサービスや商品が私達の問題を解決してくれるなら、彼らは決して私達に売り込む必要などない。私達が買うだけだ。
お客が好きなのは自分達が買っていると感じること。売られていると感じることではない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか? 確かに、現代はモノがあふれかえっています。もちろん、モノだけでなく、情報も。だからこそ、お客様の本当のニーズやウォンツがどこにあるかを先ず、的確につかむことが大事、
・・・でも、実はこれ、セールスについて書かれた本じゃありません。
本当は
かの有名なデール・カーネギーの「人を動かす」の一節です。この本が最初に世に出たのはなんと1937年(!)
1929年に世界恐慌が起き、続いて1930年には昭和恐慌が、1937年には日本と中国との間で支那事変が起きます。ドイツでナチス政権が誕生するのもこのころです。
そんな大昔に書かれた本のこの一節は、しかし、現代にも通じる貴重な教訓を与えてくれます。
どうですか? 世代を超えたベストセラーというのは、やはりそれだけ
中身が濃い!
ということなんですね。
これがカーネギーさん
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e556970.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e556970.html
見込み客・既存客・固定客
Fri, 08 Oct 2010 18:27:20 +0900
-
買い物はチラシを見てから?
今朝の日経に「折り込み広告を日本経済新聞に入れてみませんか!」というのが入っていました。
そこに、日経読者アンケート調査というのが載っていて、「チラシを参考にして買い物に行くという回答が90%でした!」となっています。
90%!そんなに?
というのが、いつわらざる心境でした。
で、気になって他の調査も調べてみたら、ドゥ・ハウスというところがやっている調査では、「いつも見る」「見ることが多い」を合わせて、49.8%でした。ただし、これは2010年の調査結果。2009年の同調査に比べると9.6%の増となっています。
もうひとつ、主婦と消費行動研究所というところがやった調査で、「一通り見る」「じっくり見る」を合わせて65%。
49.8%と65%と90%。
調査人数、年齢、地域などによって、当然、結果は違ってくるとは思いますが、
ン――――、これでは一体、何を信じていいんだか・・・
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e554655.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e554655.html
見込み客・既存客・固定客
Mon, 04 Oct 2010 18:27:51 +0900
-
見込み客を誘い出す方法
・イリノイ州の交通事故処理であなたが犯す7つの致命的なミス
・あなたが家を売りたいと思った時、又は急に売る必要にせまられた時に知っておかなければならないこと
・野球選手やソフトボール選手がバッティングで犯す心理的な6つの重大な誤り
・犬の散歩係やペットの世話係を選ぶ方法
これ、全部アメリカのサイトで見つけた“無料レポート”のタイトルです。それぞれのお国の事情とはいえ、まっ、いろいろあるもんですね。
日本にも、色々な“無料レポート”があります。
・中学生以来マラソンをしたこともない私がたった15週間でフルマラソンを完走できた秘密の方法とは?
っていうのもありました。まさか、「15週間かけて、42.195Kmを走りましたとさ」ってことではないでしょうが・・・
見込み客を自分の商売に引き込む手段として“無料レポート”はとても有効な方法だと言われています。ネットで調べてみたら、色々な商売の方が、色々なレポートを書いていました。どんな商売でも、探せば“ネタ”はいくらでもあるはずです。
あなたも、ぜひ挑戦してみませんか?
私も、こんなの書いてます。(・・・って、ちょっと自己PR)
「法人化」 経営者によくある失敗とカン違いがたちまちなくなる11の方法
興味のある方は、ぜひどうぞ!
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e551190.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e551190.html
見込み客・既存客・固定客
Tue, 28 Sep 2010 20:47:47 +0900
-
チラシの効果的な配り方
今日は午後から、「『無料』でできるネットを活用した集客術」というセミナーを受けに行って来ました。講師は山内経営コンサルティング事務所代表の山内修先生。
時間は2時間程でしたが、なかなか充実したセミナーで、大変勉強になりました。終了後も30分以上、私を含めた数人の方と先生とで質疑応答の機会をもつことができ、これで資料代千円のみは安い!
肝心の内容ですが、ネット以外では、チラシについてこんな興味深い話がありました。
最近は、若い人の新聞離れもあり、新聞折込みは×だそうです。ポスティングも△、では、何が○かというと手渡しだそうです。
そして、チラシの成果は「質」×「回数」の2乗ではかるとのこと。つまり、10,000枚を1回配っても、10,000×1回の2乗=10,000ですが、これを、1回を5,000枚に減らして、そのかわり回数を2回に増やしたら、5,000×2回の2乗=20,000になります。後者のほうが確実に効果があるそうです。
ナルホド!
また、ポスティングする際は、配達地域を500mに限定して、繰り返し配ること。500mというのは特に確たる根拠があるわけではないそうですが、結果から導き出された数字とのこと。いわゆる、1次商圏で、駅から荷物を持って普通、人が歩ける範囲がそのくらいなんだそうです。「駅から」の話はセミナーに参加された不動産業を営む方がおっしゃられていたことです。
他にも役立つ話満載でしたが、それはまた、アシタ。
※セミナーの内容については「ブログでどんどん書いてもらってかまいませんから!」と先生の太っ腹なお許しをいただいております。
興味のある方は写真をクリックして下さい!
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e548099.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e548099.html
見込み客・既存客・固定客
Wed, 22 Sep 2010 19:27:02 +0900
-
“ドキッ”とする話
昨日、あるセミナーに行って来ました。税理士事務所向けの顧客拡大のためのセミナーです。
その中で、私自身“ドキッ”とするお話があったので、今日はそれを紹介します。それは、
“普通にやっている”
です。
我々、税理士事務所は「試算表」-会社の“儲け”や“資産・負債”などの状態を示した表-をお客様に提供しますが、何ヶ月も遅れて提出していては、本来の意味はありません。
こんなのです。
ある時、セミナーの講師が、税理士事務所の所長にこう聞いたそうです。
講師:「先生のところはすごく儲かっていますけど、ヒケツは何ですか?」
先生:「いやぁ、ヒケツって言われても、“普通にやっている”だけなんだよねぇ・・・」
-その事務所は、「試算表」を翌月の15日までには確実に作り上げて、顧問先に持って行っていたそうです。
もう1件は
講師:「先生のところは最近、お客さんが減っていますけど理由は何だと思われますか?」
先生:「いやぁ、それが分からないんだよねぇ。“普通にやっている”んだけどねぇ・・・」
-その事務所が「試算表」を顧問先に持って行くのは3ヶ月後だったそうです。
どちらも自分のところは“普通にやっている”と思っていたわけです。でもやっていることは実は大きく違っていた-というお話です。
税理士事務所だけではなく、全てのビジネスに当てはまる話かも知れません。自分の“普通にやっている”をたまには、洗い直して見る必要がありそうです。
・・・ということで、今日は、深~く自戒の念を込めて書きました。
反省!
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e541636.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e541636.html
見込み客・既存客・固定客
Sat, 11 Sep 2010 12:54:22 +0900
-
感動の接客
Mixiに「感動の接客」というコミュニティがあります。参加者は34,299人。
メンバーの方々が様々なサービス業で実際に見聞した“感動の接客”を紹介し合うというコミュニティです。
そこで、最近読んだのがディズニーランドでのこのエピソードです。
ある夫婦がディズニーランドのレストランを訪れ、食事をオーダーしました。
注文を聞き終えたウェイトレスがテーブルを離れようとしたその時、夫婦は「それと、お子様ランチを一ついただけますか?」と聞いたそうです。
ウェイトレスは、しかし「お客様、まことに申し訳ございません。お子様ランチは小学生のお子様までと決まっておりますので」とその注文を断ります。
遠くから、その一部始終を見ていたマネージャーは、戻ってきたウェイトレスに、なぜ、お客様がお子様ランチをご注文されたのか確認してくるよう言います。
理由を聞きに行ったウェイトレスに夫婦はこんな話をはじめます。
「実は、私達には以前子供がおりました。でも、その子は幼くして亡くなってしまい、一度もディズニーランドに連れて行くことが出来なかったんです。
子供を亡くした当時は、しばらくは何もする気力もなかったのですが、数年経ち、最近ようやく落ちついてきたものですから、子供の命日である今日、親子三人で、一日思いきり楽しもうとここにやって来ました。それで、三人一緒に食事をしようと、お子様ランチを頼んだというわけなんです」
ウェイトレスから報告を聞いたマネージャーはすぐさま、厨房にお子様ランチを作るように言い、ウェイトレスには子供用のイスを用意するよう指示を出しました。
数分後、夫婦の食事するテーブルに近づいたウェイトレスはこう言います。
「お客様、大変お待たせいたしました。ご注文のお子様ランチをお持ちいたしました。お子様のイスは、お父様とお母様の間でよろしいですか。では、ゆっくりと食事をお楽しみください」
後日、夫婦からはこんな手紙が届いたそうです。
「お子様ランチを食べながら涙が止まりませんでした。まるで娘が生きているように家族の団らんを味わうことができました。こんな体験をさせていただくとは、夢にも思いませんでした。これから、二人で涙をふいて生きてゆきます。また、二周忌、三周忌に娘を連れてディズニーランドに必ず行きます。 そして、今度は、この子の妹か弟かを連れてきっと遊びに行きます」
これ、大変有名な話なんだそうです。でも私は初めて読みました。読みながら、不覚にも目がウルウルしていました。
ディズニーランドが顧客満足度調査でいつも1位になるという理由が
よーく、わかります。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e539673.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e539673.html
見込み客・既存客・固定客
Tue, 07 Sep 2010 18:27:23 +0900
-
奇策ではなく、正攻法で儲ける
デパートやスーパーなど小売業の苦戦が相変わらず報じられる中、ひとり気を吐く地方スーパーの話題をTV(「カンブリア宮殿」8月23日放送)でやっていました。
ご覧になった方も多いと思いますが、取り上げられたのは地元柳川市のスーパーまるまつ。
地元では圧倒的な人気を誇るそうですが、その人気の理由は商品の“品揃え”と“激安価格”にありました。
こう書くと、「エッ?どこでもやってそうだけど・・・」となりますが、そこは、他店ではマネのできない驚きのヒミツがあったというわけです。
先ずは“品揃え”
欠かさず、余らさずの“品揃え”の裏には「単品カレンダー」といわれる、過去30年間(!)にわたって蓄積されてきたデータベースがありました。データには、品目ごとの客数・販売数量・単価に加え、その日の気温や天気、運動会やお祭りなどイベントのスケジュールも記載されているそうです。
「このインゲンなんですけど、インゲンは今日のお客さんからすれば
120から130袋は売れると思います」
番組中のこんなニッチな予想も、綿密なデータベースがバックにあればこその“芸当”なんですね。
また、いわゆる“死に筋商品”であっても、あそこのあのお客さんだったら買ってくれるということが分かっているから“欠かさず”仕入れて、いわゆる「顧客生涯価値」を高めるということができているそうです。
そして、もうひとつのヒミツが“激安価格”。
実は、スーパーまるまつの売上のうち90%がカード会員によるもの。お店でも商品ごとに会員価格と一般向けの価格が表示してあって、野菜ひとつ100円ほどの違いがあります。
そのためには年間2,500万円ほどかかる折り込みチラシ広告を廃止して、価格を下げる原資にすると同時に、浮いた費用でお客様を旅行や観劇イベントに招待し、顧客ロイヤリティを高めるなどのこともやっているそうです。
また、加工食品などについては売れた分だけ納入業者に支払いをするという「消化仕入」も行っています。取引先からみれば、売価を自由に設定できるというメリット、店側は品出しなどの手間が省け、廃棄リスクも減らせるメリットがあるということなんでしょうか。
“品揃え”にしろ“激安価格”にしろ、一朝一夕でマネできるものでもありません。また、その地方独自の事情もあってのことだとは思いますが、番組中、代表者の松岡義一さんが
「奇策ではダメ。正攻法で毎日来るお客さんを大事にしてこその商売」
といった趣旨の発言をしていたのが印象に残りました。
ナルホド!
説得力あります
今度、行ってみよう
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e536004.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e536004.html
見込み客・既存客・固定客
Thu, 02 Sep 2010 18:08:18 +0900
-
お礼状専用のハガキ
またまた、お礼状の話です。
最近、続けざまに手書きのお礼状を2枚いただきました。1枚は、以前このブログにも書いた理容店からのものです。仕事の関係で足が遠のいてしまったお店から、最初にあいさつ状が来たのが丁度6ヶ月ほど経った7月の下旬。それからさらに1ヶ月ほどして2枚目のハガキが来ました。今度は1,000円の割引券がついていて、期限は10月末まで。「体調には十分気を付けて下さい」と書いてありました。
申し訳ないので、事情を書いたハガキを出すことにしました。(何しろ、担当者は私の小学校時代の先輩にあたる方でしたので・・・)
もう一通は、ある不動産会社の社長さんからのお礼状です。大変おいそがしい方であるにもかかわらず、あることでわざわざ手書きのお礼状を送ってくださいました。
しかも、会社のロゴとURLが入った専用のハガキです。デザインも印象に残りました。
もちろん、専用のハガキでなくても「手書き」のお礼状・あいさつ状はうれしいものですが、やはり受ける印象は違っていました。
それがこのハガキ。
できそで、できない。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e534214.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e534214.html
見込み客・既存客・固定客
Tue, 31 Aug 2010 19:12:17 +0900
-
言葉のチカラで客を集める
日々、実際に目や耳にする様々な現実の事象から“学ぶ”ことはたくさんあります。
でも、「本」は他人がそうして学んだこと、経験したことをわずかな金額、わずかな期間で追体験できるとても有効なツールです。
ということで、今日はその「本」の紹介をひとつ。といっても、新刊本ではありません。初版は2007年8月31日。3年前です。「本」のタイトルは
「ペンだけで30日後に行列をつくるすごい裏ワザ」
著者は山岸二郎さん。株式会社満席エージェントの代表取締役でもあります。「本」のタイトルも会社名もとてもユニークです。
デザインもそう。表紙は濃いグリーン1色で、本屋の書棚でもとても目立ちます。
内容は具体例が豊富で、とても実践的。机上の空論ではありません。
たとえば、一時期話題になった旭山動物園を例に取り上げ、「パンダ」や「コアラ」などの“目玉商品”はなくても、「白くま」や「あざらし」といった“ありふれた商品”の見せ方を変えることで“行列のできる商品”を生むことができるという指摘は、資金不足、人材不足に悩む小規模零細企業にとって、非常に示唆に富んだアドバイスになると思います。
この「本」に通底しているテーマは「言葉のチカラ」です。お金をかけなくてもお客様は作れるということですね。
集客、リピーターにお悩みの方は是非どうぞ
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e532149.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e532149.html
見込み客・既存客・固定客
Sat, 28 Aug 2010 15:36:26 +0900
-
答えたくないアンケート
来月、仕事の関係で大阪に行くことになりました。JRやホテルの予約が済んで、旅行会社からチケットその他が送られてきたので見ていたら、中にアンケート用の葉書が入っていました。
質問事項は全部で8問。「当店の利用は何回目か?」、「当店を利用した理由は何か?」、「係員の説明は充分だったか」などなど。該当する答えのところにチェックマークをつけるやり方です。他にも「ご意見、ご要望」を書く欄があります。表には当然、住所、氏名を手書きしなければいけません。
お礼は抽選で●●●グルメカードとなっています。レストランの無料券か割引券のどちらかなんでしょうが、いくらぐらいのものか分かりません。何人の人に当たるのかも不明です。
このアンケートに答えて葉書出す人、何人いるのかなぁ・・・って思いました。
多分、回収率はとても低いと思います。チケットの入った封筒の表に、「アンケートはがき回収のお願い」の小さな紙が貼ってありました。
同封のアンケートはがきを回収させていただき、
私共一同の仕事が完了します。
と書かれています。
心優しき私はそんなこと決して思いませんが、多くの人が
「知ったことか!」
って思うんじゃないかなぁ・・・。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e529832.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e529832.html
見込み客・既存客・固定客
Wed, 25 Aug 2010 18:20:00 +0900
-
ウェブサイトはお客をのがす
あるサービスを利用するために、ウェブサイト上に書いてあった無料相談窓口に電話してみました。
私の知りたかったのはズバリ料金です。でも、返ってきた答えは
「申し訳ありません。料金につきましてはお電話ではお答えしておりません。別途、メールフォームからお問い合わせいただけますでしょうか?」
「・・・・・」
一応、「わかりました」と言って、電話は切りました。もちろん、メールでの問い合わせはしていません。
以前にもこんなことがありました。プレゼント用にある商品の購入を決めて、いざ、支払いの段になったら、カード決済ができないことが分かりました。あるのは振込みのみ。ただし、土日を挟んでいたので、すぐに振り込んでも、会社側の確認に日数がかかり、間に合わないことが分かりました。結局、注文はせず終いでした。
便利だけれど、何か一番大事なところが時々、ポロッと抜け落ちているのがウェブサイト。
あぁ――――!モッタイナイ!
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e522370.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e522370.html
見込み客・既存客・固定客
Sun, 15 Aug 2010 17:20:12 +0900
-
お礼状の裏ワザ教えます
先日、うちの家内があるお店からもらったお礼状です。
同じ「ありがとうございます」でも、やはりワードで打ったものと手書きでは、受ける印象はずいぶん違います。しかも、達筆! うらやましい!
私も、極力、お礼状は手書きしています。
が、いかんせん、ドがつく悪筆ゆえ、かえって印象を悪くしないかと、不安を抱きつつの手書きです。
今は、自分自身の筆跡をフォント化できるパソコン・ソフトもあるそうですが、元々の筆跡がド悪筆ならば、それが“手書き”から“機械書き”に変わるだけの話で、効果のほどは、いささか心もとない様な・・・。
今日は、そんな私と同じ“悩み”をお持ちの方に、取っておきの裏ワザを。
濃い目の和紙にインクジェットプリンターの紺色で印刷すると、万年筆で書いたように見えるそうです。「1枚のお礼状で利益を3倍にする方法」(朝日心月著・ダイヤモンド社)という本で紹介されていました。
一度お試しになってはいかがですか?
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e521892.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e521892.html
見込み客・既存客・固定客
Sat, 14 Aug 2010 18:09:04 +0900
-
クチコミはあまり期待できない?
サービス産業生産性協議会というところから「平成21年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査結果発表」というレポートが出ています。
簡単に言うと“顧客満足度調査”。日本の主なサービス業29業界・291社が対象です。
おもしろいのは、6つの調査項目です。
顧客期待 : 利用前の期待・予想
知覚品質 : 利用した際の品質評価
知覚価値 : 価格への納得感
顧客満足 : 利用後の満足度合い
クチコミ : 利用後、どうそれを他の人に伝えたか
ロイヤリティ : また、行くか・利用するかの度合い※
※権利使用料ではなく、忠誠の度合いを示すほうのロイヤリティです。
で、見事、顧客満足度第1位を獲得したのは、ジャーーン!
東京ディズニーランド
でした。まっ、どなたもナットクの結果だと思いますが。
おもしろいのはクチコミのランクです。ここでも1位は東京ディズニーランドですが、その他は6位のシンガポール航空をのぞいて、上位10社中、なんと8社はシティホテル。
滅多に行けないところだから、たまに行くと、友達、親戚かまわず、しゃべりまくった結果なのかどうか知りませんが、飲食業がひとつも入っていないのが私には意外でした。
ロイヤリティもそう。1位は楽天トラベルで、その他旅行・観光関係の会社が大半を占めています。ここでも、飲食業はなし。
この結果、あなたならどうご覧になりますか?
※レポートの全文をお読みになりたい方はコチラからどうぞ。
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e521194.html
https://sakamotozeirishi.yoka-yoka.jp/e521194.html
見込み客・既存客・固定客
Fri, 13 Aug 2010 11:47:54 +0900