大胆発言
2010年04月04日
先月31日の日経新聞に次のような記事が載っていました。エブリデイ・ロープライス(EDLP)とは期間限定の特売日ではなく「1年365日、毎日が特売日」が売りの販売戦略のこと。アメリカ最大のスーパーマーケット・チェーン、ウォルマートがやっています。(こちらは“エブリデイ”ではなく、“オールウエイズ”ですが)
同記事によると
「EDLPを『聞いたことがある』と答えた人は36.1%、『内容まで知っている』は15.5%。合わせて半数を超える」
とのこと。
また、EDLPの店とそうでない店と、どちらで買い物をしたいかという質問では
「EDLP派は25.6%、特売派が29.3%」
で、ほぼ拮抗しつつも
「『どちらとも言えない』が45%で最も多かった」
という結果は、EDLP派が勢力を伸ばすにも、まだまだこれからで、長年、特売日に慣れ親しんだ日本人の消費者性向はそう簡単には変わらないということのようです。
日本ではウォルマート傘下の西友がやってます。
福岡でも最近、西友の地元ブランド、スーパーのサニーが、次のようなちょっと「ハッ」とする広告を打ち出しました。
「『冷凍食品』の割引表示やめます」とは、何と大胆な!
さらに、広告の左下のほうには
とあって、控えめながら、「価格には自信あり」をしっかりアピールしてます。
安売りを、日を決めてやるか、毎日やるか、それぞれの思惑と戦略があってのことでしょうが、メリット、デメリットそれぞれがあると思います。
「『期間限定』にして、消費者の『欲しい』気持に火をつける」
というのはマーケティングの定石ですが、今後、そのやり方が変わっていくのかどうか。少なくとも、まわりがすべて「期間限定」なら、うちは別のやり方で-という「やわらかな発想」は必要のようです。
何れにしろ、小さなところが、大手に対抗して「安売り」だけに走れば、勝ち目はありません。
期間限定で
「安売り」以外の何かサプライズを提供するか、
はたまた、
サプライズ以外の「いつでも、あそこに行けば・・・」という
安心感、信頼感、特異性で勝負するか。
「安売り」以外の何かサプライズを提供するか、
はたまた、
サプライズ以外の「いつでも、あそこに行けば・・・」という
安心感、信頼感、特異性で勝負するか。
大手も、もちろん知恵をしぼっています。小さなところはもっと、もっと知恵をしぼらなければ生きていけません。
売上増大で、経営者の「やりたい」を「できる」にかえる。
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Posted by 税理士のさかもと at 17:17│Comments(0)
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