スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

無名の天才コピーライター発見！

日本ではあまり見かけませんが、アメリカなどでは、自宅でいらなくなった品物を、家の前に並べて売る、いわゆる“ガレージ・セール”と呼ばれるものがあります。また、不用品だけでなく、“家”そのものも、自作の看板などを立てて売ってしまうーなんてことも決して珍しくないようです。

で、見つけたのが下の看板です。


・・・“クソ野郎”が隣に住んでるのを知ってて、越してくる人も少ないと思うんですけど。まっ、よっぽど、腹に据えかねたんでしょうなぁ。

次はコレ。


ちゃんと、“ある人にとってはガラクタでも、他の人にとっては宝モノ”ってキャッチコピーが入っているところがスゴイ！

おまけに、”サプライズが少々”とアオリも忘れずに入れてます！

  

クリーニング屋さんについて考えた

クリーニング屋さんのチラシは折込み広告にしろ、ポスティングにしろ、なぜか、手書きのものや何かをほぼそのままコピーしましたっていう感じのものが多く、そのことが以前から気になっていました。

でも、最近こんなクリーニング屋さんが現れました。



地元福岡の会社です。会社のＨＰによると、今まであった、いわゆる「御用聞き」型商売ではなく、お客様から電話もらってから訪問するというまさに、「宅配ピザのクリーニング版」ビジネスです。

そして、この会社のチラシと従来からあるクリーニング屋さんのチラシを見ていて、こんなことに気づきました。

1.チラシに統一感がある。
従来型はどこか、統一感に欠けるような気がします。コピーした洋服の写真が黒ずんでいてよくわからない（クリーニング屋さんで！？）、字体がバラバラ、同じチラシの中で異なったイラストのイメージが使われている－といったことが原因のようです。

2.メッセージがはっきりしている。
新しいところも従来型のところも、ともにディスカウントを前面に打ち出しています。
でも、なぜか、受ける印象が違います。多分、チラシの大きさに対する文字の大きさや書いてある位置の問題ではないかと思います。
新しいところは、タテはほぼ紙面の真ん中ぐらい、ヨコは紙幅いっぱいに●●％ＯＦＦの文字がグリーンの背景に白い文字でドドーンと書いてあります。方や、従来型はせっかくのディスカウントが左側に寄っていて、なんだか落ち着かない。言葉で説明すると単純なことのように聞こえますが、受ける印象はずいぶん違います。

3.シンプルである。
ともかく、新しいところは受ける印象がシンプルです。従来型は、背広や絨毯などの品物ごとにサービス価格があったり、プレゼントも数種類あったりと、あれもこれも大作戦ですが、結局、何が言いたいのか、「コレッ！」っていうものに欠ける印象がどうしてもぬぐえません。

最後に、新しいところのチラシには、地区担当者のニコッと笑った写真がのっています。

  

｢右にならえ｣の理由を探る

私の目の前にピザ屋さんのチラシが4枚あります。もちろん、4枚とも違うお店のものです。

どのチラシも、表に目玉商品の比較的大きな写真があります。商品数は2種類から4種類程度。

それとキャンペーンのお知らせがあります。クーポン券を印刷したもの、野球観戦チケットが当たるもの、プラスアルファの商品がつくもの、キャンペーンをやっていないのは1社だけでした。



あと特徴的なのは商品写真がやたら多いこと。試しに、一番多そうなのをひとつ選んで数えてみたら・・・


他の店舗のものも大差ありません。それだけ、圧倒的に商品写真が多い。ピザの写真ですから、チラシ全体が大体、黄色と赤と茶色で、ゴチャゴチャっと塗り分けられたような印象さえ受けます。

よほどのピザ好きでないと、どのチラシがどの店のものかは区別がつかないはずです。

何で、「よそがそうなら、うちは全く違うイメージと戦略で」ってならないのか不思議です。業界の知られざるオキテでもあるのかと勘ぐりたくなります。（・・・マサカ！）

  

Premiumか、上質か

Premium Location
Premium Style

これは、あるマンションのチラシに書いてあったセールスコピーです。（もちろん、日本のです。）

ン――――――、何となくわかるけど、あらためて「これってどんな意味？」って聞かれたら、ちょっと考えてしまう人、結構多いと思います。

まっ、高級感をアピールしなければならないわけですから、何となくそんなイメージが伝われば、それで十分なのかも知れませんが。

文字は、マンションの室内と周辺の建物が写ったセピア調の写真を背景に、白いオシャレな自体で、チラシの中央に大きく書かれています。

ちなみにPremiumは“高級な”とか“上質な”とかいう意味。Locationは日常的にも使いますが、“場所”とか“位置”とかいう意味です。


(c) .foto Project

これを日本語に訳したら

上質の住環境
上質の生活様式

なんてことになるんでしょうか。（下手な訳でゴメンなさい！）

  

ヨダレの出る数字

ワンルーム　25㎡
2ＬＤＫ　　　　60㎡
3ＬＤＫ　　　　70㎡
これ、マンションの平均的な面積です。

住み始めた当初はともかく、時が経ち、だんだんと荷物が増えたり、子供が増えてくると、もう少し広いところに住みたい、後もう1部屋あったら・・・と多くの人が考えるようになります。



マンション・メーカーもそんな“見込み客”の期待に応えようと、様々な工夫を凝らしてきます。そこで見つけたのがこのセールスコピー。シンプルだけど、ストレート。私の目を強くとらえました。


赤の背景に白い文字で、チラシの上部にドドーンと書いてあります。

“ステーキを売るな、シズル(肉を焼く時のジュージューいう音です)を売れ”とはセールスの世界でよくいわれる“教え”ですが、このコピーからはそんなシズルが聞こえてきそうな気がします。


  

ネーミング大賞がおもしろい

日刊工業新聞社が主催する「読者が選ぶネーミング大賞」というのがあります。

1年間に発売された新製品・新サービスの中から、優れたネーミングを選んで表彰するもので、2009年度・第20回の総投票数は1万7,145通だったそうです。

ネット上では第18回から第20回までの結果を見ることができますが、その結果を見ていくと、意外な事実に気づきました。それは・・・


ということです。日頃、｢あっ、ま～た出た、オヤジギャグが！｣などと周囲から冷たい視線を浴びることの多い私としては、何だか、我が意を得たりという心境なのですが、よくよく考えたら、単に選んだ読者がオヤジだったというだけのことかも知れません・・・。
(違ってたら、ゴメンなさい！)

ということで、私が選んだ“オヤジギャグ的ネーミング”の数々、ご覧あれ！

≪第18回≫
大賞：
アラウーノ（全自動おそうじトイレ）松下電工
ビジネス部門：
４位　サイダーン（機密文書出張裁断処理車）ＫＹＢ
５位　震前大使　（気象庁配信の緊急地震速報に対応した表示ソフト）ＮＥＣ

≪第19回≫
ビジネス部門：
1位　芝耕作　（乗用芝刈り機）筑水キャニコム
2位　留め～る（メール誤送信防止ソフト）日立ソフトウェアエンジニアリング
3位　アタルーニョ（立体型小便ターゲット）ＩＮＡＸビルサービス


※“芝耕作”とは何の関係もありません

≪第20回≫
生活部門：
3位　レス球（停電時に即点灯、バッテリー内蔵ＬＥＤ電球）加美電機
ビジネス部門：
6位　くるかも（地震前兆情報のメール配信サービス）ウイン他

個人的には、第19回の“芝耕作”に
大賞が“アタルーニョ”いいと思ったんだけど・・・

  

｢調査結果｣が示すものは・・・

顧客満足度№１となった某回転寿司チェーンに行ってきました。

行ったのは、夜の9時ぐらい。お客さんのピークが何時ぐらいなのかはわかりませんが、少し待たされました。入り口を入ってすぐの所に、モニター画面があって、必要事項を入力すると、待ち時間と番号が知らされます。

少し待って、テーブル席へ。基本的なシステムは他の回転寿司のお店とそう変わりありません。ただ、特別注文だけは、席の横にある“キカイ”を通してやります。「アッ、ビールくださ～い！」

で、肝心のお寿司の味の方は・・・残念ながら、他の回転寿司チェーンのものと比べても、決して、格別おいしいというわけではありません。まっ、どれでも一皿105円という値段を考えれば、仕方ないかぁ－とは思いましたけど・・・。

驚いたのは、軍艦巻きの海苔がはがれて、上にのったイクラが雪崩れ状態のまま目の前を通り過ぎて行ったことです。それも2回も！これがホントの「イクラなんでも！」


　　　　　※記事と写真とは何ら関係はありません。

違う意味での、サプライズを期待して行ったのに・・・。まっ、たまたま入ったお店が悪かったのか。入った時間が悪かったのか。

  

日本でやったらどうなるか？

・・・と言っても、コンピューターは使いません。とてもとてもアナログなゲームです。


商品名は“バナナグラムス”。ちなみに、Amazonでは690日間（！）ベストセラーの１位をキープ中です。価格は日本円で千円ちょっととメチャ安い！


先ず、テーブルの真ん中に144個の“駒”を裏向きに置きます（表にはアルファベットが印字してあります）。この集めた“駒”の固まりを「バンチ」と呼びます。各プレーヤーは一定の数の“駒”を、裏を向けたまま自分の手元に引き寄せます。個数は参加者が2人から4人の場合は1人につき21個、5人から6人の場合は1人につき15個などと決められています。

次に、各プレーヤーは手元の“駒”を表に向けると、その“駒”を使って、それぞれ好きな言葉を作っていきます。ちょうど、クロスワードパズルの要領です。

誰か1人がすべての“駒”を使い切ったら「ピール（「皮をむく」という意味）」と言って、残った「バンチ」の中から、新たな“駒”を1個、手元に引き寄せます。その時、他のプレーヤーも同時に“駒”を1個取らなければいけません。

各プレーヤーは、使い道のない“駒”を「バンチ」に返すことができます。その代わり、“駒”を1個返したら、新たな“駒”を３個取らなければいけません。その時、そのプレーヤーは「ダンプ(｢捨てる｣という意味)」と叫びます。

ゲームは「バンチ」の“駒”の数が参加者より少なくなるまで続きます。そして、プレーヤーの誰かが自分の“駒”を全部使い切ったら、その時点で勝ちです。その時、プレーヤーは「バナ～ナ！」と叫んで勝利宣言をします。

他の参加者は、勝利者が組み立てた“言葉”にスペルの間違いがないかチェックします。固有名詞はアウトです。間違いが見つかったら、勝利宣言は無効。すべての“駒”を「バンチ」に｣返して、ゲームは残りのメンバーで再開します。

  

イメージだけではわからないこと

｢若者はお金を使わない」ってよく言われます。「車離れ」、「アルコール離れ」などの現象についても色々なところで目や耳にします。

でも、本当のところは、よくわかりませんでした。そこで、色々調べていたら、財団法人　地域流通経済研究所というところが「若者のライフスタイルと消費行動　～若者は本当にお金を使わないのか！？～」というレポート(要約版・無料）を出していたので、早速読んでみました。



それを読むと、「若者」は「団塊ｊｒ」や｢アラフォー｣と呼ばれる世代と比較しても、オシャレに対する関心も高く、買い物をするのは楽しくて好きだと言う人の割合も高いということがわかります。

車についても、保有率そのものは上の世代と比較して低いのは事実ですが、将来、自分の車が欲しいという「若者」の割合は高いという結果が出ています。

お酒については、確かに飲む頻度そのものは低いものの、お酒の種類は多様化しいて、チューハイやカクテルを好む割合は上の世代を超えていることがわかります。

マスコミが伝える｢お金を使わない若者」という一般的なイメージをそのまま信じていては、なかなか消費者の本当の姿を理解するのは困難なようです。

レポートを読んでみたい方はコチラをクリックして下さい。なお、さらに調査の全容をお読みになりたい方はAmazonでどうぞ。

※ちなみに、このレポートでは、それぞれの年代を次のように定義しています。
　「若　　　者」：昭和51～60年生の23歳から32歳まで
　「団　　塊ｊｒ」：昭和46～50年生の33歳から37歳まで
　｢アラフォー｣：昭和41～45年生の38歳から42歳まで
  

ウィンクは明るい所で

アメリカの広告コンサルタント、スチュアート・Ｈ・ブリットの格言から。

“広告のないビジネスは暗闇の中で女の子にウィンクしているようなものだ。あなたが何をやっているのか、自分自身ではわかっていても、他の人には伝わらない”



いくらいい商品、いいサービスであっても、先ずは、知ってもらうことが先決。知ってもらえないのは、存在しないのと同じということですね。・・・確かに。

ところで、このスチュアート・Ｈ・ブリットという人、グーグルで検索をかけても出てくるのは、何故か、上の格言のことばかり。人となりや経歴は一切出てきません。

  

国宝級・・・かも。

何十年も昔の、海外のコピーライターやその作品は度々、このブログでも取り上げていますが、日本にも、それに勝るとも劣らない、偉大なる先達がおられました。

片岡敏郎という人です。



彼の作品で有名なのが、この日本初のヌードポスターといわれる赤玉ポートワインの広告。世に出たのが1922年（大正11年）ですから、まぁ、当時は、かなりセンセーショナルな話題になったんでしょうね。

他にも、こんなものもあります。愛煙家のための歯磨き・スモカのキャッチコピーです。


かなりキタナイけど、・・・オモシロイ！

※スモカ歯磨の作品はコチラからどうぞ。
  

税務・会計のことならおまかせ下さい！初回無料相談実施中！先ずは、お問合せ下さい！

さかもと税理士事務所　対応エリア一覧